実は、大きな”徳積み”になるのが神社・仏閣への「ご奉納」です。
神仏は、あの世では絶対的な力を発揮できますが、
この世では「職場環境」が大切なのです。
しっかりと守ってもらいたいのなら、環境を整えて差し上げることです。
鎌倉時代に制定された日本初の武家法であり、
武士だけでなく庶民にも強い影響を与えた
『御成敗式目』の第一条に記されたのが、次の言葉です。
「神は人の敬いによりて威を増し 人は神の徳によりて運を添う」
「神社を修理し、祭祀を専らにすべし」
神仏は、人間の敬う心によってそのお力を増し、
また人間はそのお力をいただいて運を開く、という意味です。
つまり、神仏と人間は一方通行ではなく、お互いに高めあう存在なのです。
私たちは、りっぱなお社には自ずと手を合わせ、
小さなお社や、朽ちた神社にはわざわざ参拝しないものです。
しかし、神社の神さまは、お社にいるのではなく、
大地や大自然に宿っているのです。
つまり、お社は玄関口なのです。
(参拝者の少ないお社は、それだけ神仏がお顔を覚えてくださるわけです!ラッキー!!)
神さまに好評な”ご奉納品”は、
「鳥居のしめ縄」
「拝殿のしめ縄」
「ご神木のしめ縄」
「植樹」
「社号額」
「由来書」
「鳥居」
「拝殿鈴」
「向拝幕」
「由来看板」
などです。
(中でも一番喜ばれるのは、こうしたことを氏子関係者の方に伝えてあげることのようですが)
社号額(2枚)があるとないでは、ありがたさがちがいますよね!
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奉納活動は、霊的に神仏をお元気にする大きな後押しとなります。
以前、ブログで紹介した「赤城山ツアー」のように
霊的なこと(陰)と、奉納などのように物質的なこと(陽)がそろって初めて、神仏も力を出せわけるです。
しめ縄は「邪」を祓う結界の役目をします。
近頃は「化繊」のものが多いですが、神さまは天然のものを好まれます。
鳥居は神社の入口ですから、なるべく太いものを設置すると良いです。写真のものは、香川県の「長尾農産」社製のもので、ひじょうにおめでたい雰囲気のもので、しかも格安です。
ご神木にしめ縄を巻くのは、「ここに神さまがいらっしゃいます」というアピールになります。神さまもわかってもらえるとうれしいものです。
初めて巻くと「場」が変わるのがよくわかります。
鳥居も結界の役目を果たします。人は鳥居をみると拝みたくなります。小さなお社でも、あるとないとでは威厳が違って見えます。まさに神さまが胸を張られているようです。
社号額は神社の「看板」であり、家でいえば「表札」のようなものです。貧弱だったり、老朽化しているのは神さまに申し訳ありません。神さまも、きちんとした職場で働きたいものです。神さまのことを何もしなくても全知万能だと考えることは大きな間違いです。
人間と神さまが、ともに助け合っていくのが「間を釣り合わせる=祭り」なのです。
上野の「みす平總卸店」は、京都の紫金殿も手掛ける名工です。
吹き漆製の素晴らしい社号額を作ってくれます。
鈴を鳴らすことで、「音魂」によって参拝者の穢れが祓われます。
また、神さまの「呼び鈴」でもあります。ジングルベルは「神来る鈴」です。
鈴緒は「無地」のものから、「紅白」「五色」のものまで色とりどりです。お社にあったタイプを選びましょう。
栃木市の「モミヂヤ」には、たくさんの種類の鈴緒が揃っています。
老朽化した御社殿も、神殿金具や扉金具、御神紋をつけたり、向背幕をつけることで、ぐっとリニューアルします。また、神さまは金色がたいそうお好きなので、喜ばれます。
西浅草の「山根神佛具店」は近郊であれば、施工下見をして素晴らしい仕事をしてくださいます。
神さまが一番望んでいるのが「鎮守の森の復興」です。今、都会の神社から、どんどん緑が消えています。お社もコンクリート製のものまで登場しました。本来、木は邪気を大地にアースしてくれるものです。祭祀に関するものは、長持ちするものを造るほど、信仰は薄れていくものなのです。境内をコンクリートで覆うのも考え物です。植樹をして、神社に鎮守の森を蘇らせましょう!
神さまがとても重要視しているのが「手水舎」です。神さまは、「水」がないとお元気がでないのです。神社には大自然の五行(木・火・土・金・水)が必要なのです。
特に、水神さまをお祭りしている神社には水は必須です。
また、手水舎には「龍神さま」や「祓戸大神四神さま」がいらっしゃいます。手水が出ていない神社は、参拝者を穢れたままご神前に立たせているわけですから、「手水舎整備料」として奉納し、しっかり整備してもらいましょう。
神社の神池も、龍神さまの住まう大切な聖地です。
全国的に宅地造成などで、神池や沼が埋め立てられるケースが増えています。武蔵国最古の「鷲宮神社」では近年、境内の神池を復興したところ、空に龍雲がたなびき、清水が湧きだしました。
守ってくださっている存在を自ら弱らせているのが、現代の人間なのです。
池や沼の水質浄化に大きな効果を発揮するのが、沖縄で研究されている「EM・1」です。
由来書や境内案内図はなくてはならないものです。
神さまは、自分のことを知ってほしいのと同時に、興味を持ってくれる人間を、より守るのです。お社の名前や、神さまの働きなどを参拝者に紹介し、PRするのは、神社関係者の重要な仕事です。
特に由来書は、歴史や建造物のことよりも、「神さまのお名前と働き」が重要です。
千代田区飯田橋の「ダイヤプレート」は、全国の文化財説明版や由緒板などを手掛ける、信頼性抜群の会社です。
ファインビジョンでは、奉納に関するアドバイスを無料で行っております。
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