4万5千年前に巨門星から飛来した神であり、伊勢や出雲の地主神です。ニギハヤヒノ大神さまとともに”ムー”の主神で、日本神話以前の太古の神(地球のトップ3)です。
「荒(アラ)」や「坪(ツボ)」「平(〇〇だいら)」のつく神社や地名、また草履が奉納されているお社などは要チェックです。
古来、この神さまをお祭りするお社は3000社ほどありましたが、現存するお社は少なくなりました。
お近くの方は、参拝され「ご開運」を祈られると、たいへん喜ばれるでしょう。
近年の研究では、日本人の遺伝的系統がわかってきました。
アイヌ(北海道)と琉球(沖縄県)が《縄文タイプ》で、本州・四国・九州が、弥生系渡来人と縄文人の《混血》ということです。
この縄文タイプ(日本の土着民族)がお祭りしていたのが「アラハバキノ大神威さま」です。
実は、この神さまは伊勢神宮だけでなく、出雲大社の摂社や美保神社、武蔵国一の宮・氷川神社、武蔵国総社・大国魂神社など、日本な重要な神社に【隠れ神】としていらっしゃいます。
特に、東京都や埼玉県にはたくさんお祭りされていた伝承があります。(江戸城内にもあったようです!)
そろそろ私たち人類は、一番働いてくださっている裏方さんを正当に評価する時が来ているようです。
それが【産土の大神さま】であり、【アラハバキノ大神威さま】なのです。
★「隠れ神」チェックポイント ~こんな場所や地名・山があったら要チェックです!~
アラハバキノ大神威さま他、国常立大神さま、北斗七星、オリオンなどのご存在がいらっしゃる聖地です。
☑境内(隋神門、草鞋・下駄の奉納、地主社、旧ご本殿、ご神木、磐境、禁足地、遥拝所)
☑境外(元地・元宮・跡地、降臨地、奥宮・奥ノ院、神体山、御沼・神池、御旅所)
☑地名(坪、平、石神・七つ○、妙見、黒森、三室・御室、隠、鍛冶・製鉄に関わる土地)
☑山名(本宮、富士、蓬莱、三笠、鍋割、駒ケ岳、御在所、鳥居峠、白、朝日、乗鞍、大平)
☑神社名(門客人社、荒魂社、石神、古禄、社宮、荒磯、九頭龍、蚕、第六天)
☑ご神名(岐神、豊石窓・櫛石窓、天石門別、テナヅチ・アシナヅチ、脛、鬼、将軍、稲脛)
☑信仰・伝説(石棒・男根・こけし・足神信仰、片目・巨人伝説、重要な神事)
もうひとつの「武蔵国一の宮」である氷川女体神社のご本殿裏にある摂社にも、アラハバキノ大神さまがいらっしゃいました。
これで、武蔵国一の宮と、武蔵国総社すべてにアラハバキノ大神さまがいらっしゃることがわかりました。
現在、お社が壊れているので、有志で浄財を募り、修復中です。
また、氷川女体神社の奥宮とされる「小室神社」のご神木にも宿っておられます。(「お奨めの聖地」のページをご覧ください)
「氷川三社」のひとつ奥氷川神社の奥宮にもいらっしゃいます。
ちなみに、氷川神社(さいたま市)、中氷川神社(所沢市)と、こちらで氷川三社ですが、もちろん、中氷川神社にもいらっしゃいます。
日本国中央の神社(日本総鎮守)とされる生島足島神社の中でも、重要な聖地とされます。
伊勢神宮の「ご本殿」と「荒祭宮」の関係と同じです。
神仏習合時代には「本願宮」と呼ばれていました。
こちらには、興波岐命(おきはぎのみこと)としてお祭りされています。
生島足島神社から秩父を通って、皇居や東京大神宮に連なる「宮中ご八神さま」の龍脈を通す重要な聖地です。
鳥居の向かって右側のご神木に宿られるのが、荒牧神社の「地主神」でもあるアラハバキノ大神威さまです。
境内から、日本国総鎮守の大神さまが宿られる「赤城山」、上毛三山の「榛名山」、「妙義山」が遥拝できるまれに見るパワースポットです。
埼玉県で最大のケヤキとされるご神木。偶然参拝したのですが、案内板を読んでびっくり!
「伝説によると若狭の行者が植えたとされ、ハバキ様と呼ばれている」 と書かれています。人間の入れるほどの穴もあり、まさに「トトロ」の木です。
穴の中にアラハバキノ大神さまが宿っておられます。
足や馬(轡)に関する名前の神社は、アラハバキノ大神威さまがいらっしゃる場合が多いです。
この写真は、この神社が産土神社のOさんが、初めて参拝した時に撮った写真です。
鳥居の左上に何か感じませんか?
浅草の浅草寺境内にある荒神社にもお祭りされています。
この土地の地主神です。
そのほかに、川越氷川神社(埼玉県川越市)の摂社・「根の権現社」、高尾山などにもいらっしゃいます。
写真入手出来次第、続々アップしていきます。